中国高官「反中分子に打撃」 香港国安法、施行5年を称賛

【香港共同】中国指導部の主導で導入された香港国家安全維持法(国安法)の施行5年を記念するフォーラムが21日に香港で開かれた。中国政府で香港政策を担当する香港マカオ事務弁公室の夏宝竜主任が「国安法施行で反中国分子に打撃を与えた」と称賛し、外国勢力の干渉は今も続いていると警戒を呼びかけた。 中国による統制強化を正当化し、混乱を招く存在と見なす民主派勢力の抑え込みを緩めない姿勢を鮮明にした。これまでに同法違反で332人が逮捕された。 夏氏は国家安全こそが香港に高度な自治を保障した「一国二制度」の最高原則だと強調し「5年間で香港社会に『一国』の原則が、しっかりと確立した」と評価した。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする