米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手を装い、80代女性から現金100万円をだまし取ったとして、警視庁高輪署は24日、詐欺容疑でネパール国籍の親子2人を逮捕した。署によると、親子は他の人物らと共謀して「世界一の人間になったので何千万円の保険料が必要だが足りない。保険料を払ってくれませんか」などとLINE(ライン)で持ちかけたという。 署は、ニウレ・スマン・クマール容疑者(26)=東京都足立区、職業不詳=が大谷選手のエージェントに成り済まし港区の女性宅を訪れ現金を受け取り、父親のシャルマ・パドマ・ナス容疑者(44)=同=の口座に大半を入金したとみている。