不正に入手した他人のキャッシュカードを使って、大分県別府市にある金融機関のATMから現金を引き出そうとしたとして、24歳の男が逮捕されました。 窃盗未遂の疑いで逮捕されたのは、大分市宮崎に住む職業不詳の男(24)です。 警察によりますと、男は6月24日午後2時すぎ、別府市内の金融機関のATMから不正に入手した他人のキャッシュカードを使って、現金を引き出そうとした疑いがもたれています。 キャッシュカードは福岡県久留米市に住む80代男性名義のもので、無くなっていることに気づいた男性が金融機関に連絡していました。 口座は凍結されていたため、男が現金を引き出そうとしましたが、ATMは受け付けず、気づいた職員が「他人名義のキャッシュカードを使った男を確保している」と通報し、警察が逮捕しました。認否については明らかにしていません。 警察は男が特殊詐欺グループの出し子役の可能性もあるとみて、カードの入手方法などを含め調べています。