荒尾市の住宅でビジネスバッグなど盗む 指示役の男に懲役2年の判決【熊本】

2022年、荒尾市の住宅でビジネスバッグなどが盗まれた事件。指示役の男に実刑判決です。熊本地裁は25日「計画的で組織性が疑われる犯行」として男に懲役2年を言い渡しました。 判決を受けたのは兵庫県宝塚市の会社役員河 浩武 被告(35)です。 判決などによりますと、河被告は仲間と共謀し、2022年2月、荒尾市の住宅に侵入してビジネスバッグなど約7万円相当を盗んだものです。 この事件をめぐっては実行役の男4人が先に逮捕され、その後、指示役として河被告が逮捕されていましたが、河被告は去年11月の初公判で「私は一切、関与していない」と起訴内容を否認していました。 25日の判決で熊本地裁の中田 幹人裁判官は「共犯者の供述は信用性が高く、その内容から共謀が認められる」と河被告の犯人性を認定。 その上で、「指示役と実行犯との間で秘匿性の高い連絡方法を用いたり、被害者の家にあった車に携帯端末を取り付けて位置情報を確認したりするなど計画的で組織的背景が疑われる」として河被告に懲役2年の判決を言い渡しました。

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