「会場が血で染まるぞ」爆破予告でイベント中止に 威力業務妨害容疑で男を逮捕

特定の人物のイベント出演を中止させるため、会場に爆破予告のはがきを送ったとして、大阪府警捜査1課は30日、威力業務妨害の疑いで、大阪府摂津市正雀の会社員、阪本有己(なおき)容疑者(54)を逮捕したと発表した。容疑を認め、「5年ほど前から50枚くらい送った」と供述している。 逮捕容疑は4~5月、2つのイベント開催を巡って会場などに爆破予告のはがきを送ったとしている。はがきには「何百人という被害が出る」「会場が血で染まるぞ」などと書かれており、イベントの1つは中止となった。 同課によると、いずれのイベントにも元ダンサーの男性が関わっており、阪本容疑者は男性に「怒りを感じていた」と供述。平成31年以降、同様の被害が40件以上あるといい、府警が関連を調べている。 はがきの印字に使われたインクの捜査などから、阪本容疑者の関与が浮上したという。

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