勤務先の教室で、女子児童にわいせつな行為をしようとしたとして、広島県警は30日、不同意わいせつ未遂や監禁などの容疑で、広島市の市立小学校教諭中島健夫容疑者(38)=同市安佐南区=を逮捕した。 容疑を大筋で認めているという。 逮捕容疑は27日午前9時ごろ、無人の教室の教員用いすに10歳未満の女子児童を座らせ、手で目を覆って脱出を困難にした上で、下半身を露出してわいせつな行為をしようとした疑い。 県警によると、女児が途中で目を開けたため、未遂に終わったという。女児の関係者が警察に通報して発覚した。 市教委によると、中島容疑者は2022年4月からこの小学校に勤務していた。市教委は「誠に遺憾。速やかに事実関係を把握し、厳正に対処する」とコメントした。