4月、札幌市中央区で登校中の男子高校生4人に体当たりし、制服などを切ったとして、近くに住む40歳の女が逮捕されました。 暴行と器物損壊の疑いで逮捕されたのは、札幌市中央区に住む無職・加藤飛鳥容疑者（40）です。 加藤容疑者は4月、中央区の「幌平橋」近くの歩道で、登校中の当時16歳の男子高校生4人にすれ違った際に体当たりし、このうち3人の制服やジャンパーを刃物で切った疑いが持たれています。 警察によりますと、付近の防犯カメラの解析などで加藤容疑者が浮上し、逮捕に至ったということです。 調べに対し、加藤容疑者は「黙秘します」と話していて、警察が裏付け捜査を進めています。 切り付けられた制服には、5センチから10センチほど刃物で切られたような跡がありました。 被害に遭った高校生は当時、「女は太ってはおらず、小柄だった」「フードを被っていた」などと話していたということです。