5月、山梨県南アルプス市の住宅で16歳の男子高校生が父親を刃物で切りつけ、殺害したとされる事件で甲府家庭裁判所は男子高校生を第1種少年院送致と決定しました。 処遇の理由として男子高校生は実父から長年にわたる過酷な虐待に耐える日々を送る中で、事件当日に突発的に殺意を抱いて殺害したものとしています。 そのうえで系統立った矯正教育を相当長期間にわたり施すのが相当としています。 この事件は5月24日、南アルプス市の16歳の男子高校生が自宅で69歳の父親を刃物で切りつけたとして逮捕され、その後父親は死亡し、高校生は殺人の疑いで送検されました。 甲府地検は6月13日、殺人の疑いで高校生を甲府家庭裁判所に送致していました。