元交際相手の女性に暴行を加えてけがをさせたうえ、無人島などに監禁した罪に問われた男に有罪判決です。 判決などによると、鹿児島県出水市の男(41)は、去年7月、熊本県八代市の駐車場で、元交際相手の女性(当時37歳)を車に押し込み、左肋骨を折る全治4週間のけがをさせたうえ、水俣市の空き家や無人島の恋路島に、およそ1週間監禁した逮捕監禁致傷の罪に問われています。 熊本地裁の鈴木和彦裁判長は「事前に拉致する計画を立て、被害者の抵抗を排して犯行に及んだもので、態様も悪質」と指摘。「今後、被害者には直接会わず反省を示している」などとして、懲役4年の求刑に対し懲役3年、執行猶予5年の判決を言い渡しました。