コースを走って抗議活動、親パレスチナ派の男逮捕 ツール・ド・フランス

【AFP=時事】16日に行われた自転車ロードレース、ツール・ド・フランスの第11ステージ(トゥールーズ~トゥールーズ、156.8キロメートル)で、「イスラエルはツールから出ていけ」と書かれたTシャツを着た抗議者がゴール前の直線に飛び出し、その後逮捕された。 パレスチナ伝統のスカーフ「ケフィエ」を手にしていたこの抗議者の男は、警備のバリケードを突破してフィニッシュラインに向かって走った。男は大会スタッフに阻止され、当局によると逮捕された。 今大会では、フランス警察が出場チームのイスラエル・プレミアテックの警護に当たっている。チームはイスラエル系カナダ人のシルバン・アダムス氏によって設立されたが、今年のレースにはイスラエル人選手は出場していない。 レースは、ウノ・X・モビリティーのヨナス・アブラハムセン(ノルウェー)がスプリント争いを制してステージ優勝を果たし、EFエデュケーション・イージーポストのベン・ヒーリー(アイルランド)が総合首位を守った。【翻訳編集】 AFPBB News

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