男性をおよそ3か月間監禁し、重傷を負わせたとして、建設会社社長の男ら7人が逮捕された事件で、社長のスマホから男性が違法薬物のようなものを摂取させられる様子を撮影した動画が見つかっていたことが分かりました。 警視庁によりますと18日朝、送検された建設会社社長の大城優斗容疑者ら7人は共謀して、ことし1月から4月にかけ、取引先に勤務する30代の男性を監禁し、熱湯をかけたり、金づちでたたいたりするなどの暴行を加え、重傷を負わせた疑いが持たれています。 その後の捜査関係者への取材で、大城優斗容疑者のスマホから、男性が違法薬物のようなものを摂取させられる様子を撮影した動画が見つかっていたことが分かりました。 男性は保護された直後、「悪いのは私なんです」などと話していて、警視庁は大城容疑者らが暴行や違法薬物により、男性を精神的に支配していたとみて調べています。