ルワンダ、アンゴラ、7月30日 (AP) ― アフリカ南部アンゴラの首都ルワンダで7月29日、ディーゼル燃料の値上に端を発した市民の抗議デモが2日目に入り、これまでに4人が死亡、500人以上が逮捕された。 アンゴラ政府は今月初め、ディーゼル燃料価格を30%値上げすると決定した。これを受けて、市民の足であったミニバスタクシーが大幅な値上げに踏み切ったことで、大規模抗議デモを誘発した。 2日間におよんだ暴動と破壊行為、略奪で数百人が逮捕され、車両やバスが破壊され、道路が封鎖された。 ルワンダでは今月初めにも、燃料費値上げに反対する同様の抗議デモが行われ、人権監視グループが、平和的なデモであったにもかかわらず、警察が過剰な力を行使したと非難した。 アンゴラは1975年にポルトガルから独立してから50年間、与党アンゴラ解放人民運動が政権を握っており、治安部隊がしばしば抗議行動を強権的に取り締まると非難されてきた。 (日本語翻訳・編集 アフロ)