酒気を帯びた状態でSUVを運転した札幌市中央区に住む自称・会社員の男(29)が、道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕されました。 男は8月4日午後1時ごろ、札幌市中央区南15条西10丁目で酒気を帯びてSUVを運転しました。 現場は、小学校や保育園、山鼻公園がすぐ近くにある国道230号です。 4日午後1時ごろ、道路に停まったままのSUVを目撃した人が「不審車両がいる」と行啓通交番を訪れました。 警察官が駆けつけたところ、「事故があった」という110番通報もあり、現場では男が運転するSUVが信号待ちの軽乗用車に追突する事故があったということです。 この事故で軽乗用車を運転していた20代の女性が頭の痛みを訴え、ケガをしました。 また、軽乗用車には4歳の女の子も乗っていましたが、ケガはありませんでした。 現場に到着した警察官が酒の臭いに気づき、男にアルコール検査を実施。 男の呼気から基準値の約1.5倍のアルコールが検出されたことから、男はその場で逮捕されました。 調べに対し、男は「事故の記憶はないけれど、自分の車だし、アルコールが体に入っている状態で運転していた可能性は否定しません」と容疑を一部否認しています。 警察は男がどこでどのぐらい酒を飲んだかなど詳しく調べています。