近所では怒鳴り声聞こえるも“警察”にトラブルの相談なし 工具で祖父母の頭殴り殺害しようとした疑いで孫を逮捕 宮城・大崎市

4日に宮城県大崎市内の自宅敷地内で祖父母の頭などを工具で殴り殺害しようとしたとして、孫の男が逮捕されました。付近の住民は、以前から怒鳴り声を度々聞いていましたが、警察に対しトラブルの相談などは入っていなかったということです。 殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、宮城県大崎市田尻小松の無職・高橋祐貴容疑者(29)です。 警察によりますと、高橋容疑者は、4日に自宅の敷地内にある祖父の家で80代の祖父母の頭などを工具で殴り、殺害しようとした疑いがもたれています。 祖父母は、頭の骨を折るなどの大けがをしましたが、命に別条はないということです。 現場近くで作業していた人: 「救急車2台くらい来てたかな、あとパトカー2、3台刑事さんも来てましたね。何していたのかと思って」 祖父の家を訪れた郵便配達員が、倒れている2人を見つけ、警察に通報し、警察が、自宅にいた高橋容疑者を任意同行し、その後、逮捕しました。 近所の人: 「よく夜中でも昼間でも(容疑者宅から)怒声が聞こえてきくるのがたまにあった」 一方で警察には、これまでトラブルの相談などは寄せられていなかったということです。 取り調べに対し、高橋容疑者は「殺すつもりはなかった」などと容疑を一部否認しています。警察が、トラブルの有無などを含め事件の経緯を捜査しています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする