福岡県大牟田市の自宅で5日、妻の頭を蹴りケガをさせたとして75歳の男が逮捕されました。妻は病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。 傷害の疑いで逮捕されたのは、大牟田市の無職、西山一起容疑者(75)です。 警察によりますと、西山容疑者は5日午後5時ごろ、自宅で妻の葉子さん(75)の頭を蹴り、血腫ができるケガをさせた疑いが持たれています。 葉子さんは警察が駆けつけた時には意識があり、病院に搬送されましたが、その後、意識不明となり、6日午後、死亡しました。 警察の調べに対し、西山容疑者は「右足で蹴ってケガをさせたことは間違いありません」と容疑を認め、「葉子さんの態度が気に食わなかった」と話しているということです。 警察は、西山容疑者の容疑を傷害から傷害致死に切り替えて、調べを進めています。