コンビニのATMで、不正に入手した銀行口座から現金約100万円を引き出して盗んだとして、札幌市東区の無職の女(23)が窃盗の疑いで逮捕されました。女はほかの詐欺にも関わっていて、警察が余罪を調べています。 6月30日、札幌市北区にあるコンビニのATMで、何者かが不正に入手した銀行口座から現金99万6000円を複数回に分けて引き出し、盗まれる事件がありました。 警察の捜査で女が関与していることがわかり、警察は8月6日に女を逮捕しました。 警察によりますと、女は調べに「指示された通り、お金を引き出した」と容疑をおおむね認めています。 事件をめぐっては、女は7月17日に自ら警察署を訪れ、「詐欺に加担したかもしれない」と話したということです。 今回の現場とは違う札幌市東区のコンビニでは6月23日にATMからお金が盗まれる詐欺事件が起きていて、女はこの事件に関わったとして、警察署を訪れた翌日の7月18日に逮捕されていました。 警察によりますと、女はSNSの情報を見て還付金詐欺に関わる“出し子”として現金の引き出しを担当したとみられています。 警察は闇バイトとの関連やほかに共犯者がいないかについても捜査を続けています。