7月26日、名古屋市中区の繁華街で、ボンネットに男性がしがみついた状態で車を発進させ殺害しようとしたなどとして、ブラジル国籍の22歳の女が逮捕されました。 殺人未遂などの疑いで逮捕されたのは、岐阜県大垣市に住むブラジル国籍のカルドゾ・シルバ・ピエリツ・チファニ・ハファエリ容疑者(22)です。 警察によりますと、7月26日、ピエリツ・ハファエリ容疑者は、中区錦3丁目で、目の前に立ちふさがる男性(35)に車を発進させて暴行を加え、さらに、別の男性(30)がボンネットにしがみついた状態であることを知りながら、車を加速させて約50メートル走行し、振り落として殺害しようとした疑いがもたれています。 ボンネットにしがみついた男性は、左足と背中に全治2週間のケガをしました。 この直前に、ピエリツ・ハファエリ容疑者の友人が運転する車と、被害者の男性が運転する車が衝突する事故が起きていて、ピエリツ・ハファエリ容疑者は、友人から運転を代わり、犯行に及んだあと、そのまま逃走したということです。調べに対し「殺害の意思はない。その時の記憶がないです」などと容疑を否認しているということで、警察は動機などを詳しく調べています。