父親の遺体を放置か 死体遺棄容疑で無職の男を逮捕 宮城県登米市

自宅内に父親の遺体を放置したとして、宮城県警佐沼署は23日、登米市迫町佐沼の無職阿部雄久容疑者(57)を死体遺棄容疑で逮捕した。「家に来る人たちから父の体を隠したかった」と容疑を認めているという。 署によると、雄久容疑者は、父親の阿部雄衛さん(90)と2人暮らし。22日夕に雄衛さん宅を訪問した介護職員が、署に「雄衛さんが亡くなっている」と通報。駆けつけた署員が住宅内で亡くなっている雄衛さんを確認した。 署は遺体の状況や雄久容疑者の供述などから、殺人の容疑も視野に捜査を進めている。雄衛さんは17日ごろに亡くなったとみられるといい、司法解剖して詳しい死因を調べる。 現場は登米市役所から南東に約2キロ離れた住宅街。(福留庸友)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする