神戸市のマンションで女性が殺害された事件で、逮捕された男は事件直前、帰宅する女性を10分以上にわたり後をつけていたとみられることが捜査関係者への取材でわかりました。 容疑者の男は、22日深夜に葺合警察署に移送され、本格的な取り調べが行われているものとみられます。 22日に逮捕された東京都新宿区の会社員・谷本将志容疑者(35)は今月20日、神戸市中央区のマンションで住人の女性(24)の胸などをナイフで数回刺して殺害した疑いがもたれています。女性を知る人からは惜しむ声が聞かれました。 (女性の小学校の同級生)「小学校の時も登下校とか、もともと自分が一緒行く子がいなくて。一緒に行ってくれたりしてくれたりした。放課後も一緒に遊ぼうって遊んでくれたりすごくいい子だった」 捜査関係者によりますと、谷本容疑者は女性の後を10分以上追跡してマンションに入り、遅くとも女性が買い物をした神戸三宮駅近くのスーパーを出たときには後をつけていたとみられることがわかりました。 警察は谷本容疑者が女性を狙った動機などについても詳しく調べる方針です。