国士舘大柔道部めぐる薬物事件 元部員の男を麻薬取締法違反(単純所持)の罪で起訴 東京地検立川支部 元部員の男性3人は不起訴

麻薬を所持したなどとして国士舘大学柔道部の元部員が警視庁に逮捕された事件で、東京地検立川支部は25日付で2年生の樫原宏幸被告(20)を麻薬取締法違反の罪で起訴しました。 東京地検立川支部によりますと、樫原被告は今年6月16日、東京・町田市にある国士舘大学の寮内で、麻薬を含む液体およそ0.293グラムを所持した罪に問われています。 樫原被告は他に、都内などで麻薬を使用したり、乾燥大麻などを所持したりした疑いが持たれていましたが、東京地検立川支部はこれらについては不起訴処分としました。 一方、樫原被告とともに逮捕された1年生で元部員の男性(19)と、麻薬取締法違反の疑いで書類送検された元部員で20歳と19歳の男性2人は、25日付で東京地検立川支部が不起訴処分としました。 東京地検立川支部は不起訴の理由を明らかにしていません。 国士舘大学は、6月中旬から柔道部を無期限の活動停止としていましたが、25日から活動を再開したと明らかにしています。

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