千葉市の住宅で、交際相手とみられる女性を殴るなどしてケガをさせたとして、30歳の男が逮捕されました。女性はその後、死亡しました。 警察によりますと、無職の保田葵容疑者は、25日午後11時半ごろ、千葉市中央区の自宅で、交際相手とみられる中村朱里さん(30)をおよそ20分間、棒のようなもので複数回殴るなどしてケガをさせた疑いがもたれています。保田容疑者は「同居中の交際女性を蹴飛ばして棒で殴った」と自ら119番通報していました。 中村さんは顔や背中などに内出血があり、意識と呼吸がない状態で搬送され、病院で死亡が確認されました。 調べに対して、保田容疑者は「家事をめぐって口論となってケンカした」と容疑を認めているということです。 警察は、容疑を殺人に切り替えることも視野に捜査しています。