知人男性に暴行を加えて死亡させた、傷害致死の罪に問われている男の裁判です。 初公判でそれまでの供述を覆し、「暴力はふるっていない」として無罪を主張した弁護側、第2回公判の2月12日は3人の証人尋問が行われました。 起訴状などによりますと、徳島市伊月町の無職の男・38歳は2024年8月、同じマンションに住む知人男性・当時76歳に暴行を加えて死亡させた傷害致死の罪に問われています。 10日の初公判で被告の男は、逮捕当時の調べに対し、殺意を否定した上で暴行を加えたことは認めていたのを一転、「全面的に否認します、私は暴力をふるっていません」と述べ、無罪を主張しました。 12日の第2回公判では、被害者が亡くなる前に訪れた大道交番の警察官の証人尋問が行われました。 警察官は、被害者が被告の男から殴る蹴るの暴行を受けたとして、被害届を出そうとしたものの、時間や場所について「覚えていない」と答えたことから、被害届は作成せず自宅まで送り届けたと証言しました。 また、出頭当時の男を取り調べた警察官の尋問も行われました。 起訴状では、被害者が帰宅したあとも、男から暴力をふるわれたとしていて、警察官は、男が「被害者を踏んだり、蹴ったり、 金槌で叩いたりして死亡したのは、自分の暴力が原因としか考えられない」などと供述した旨を述べました。 一方で、犯行日時については捜査状況と矛盾があったとも話しました。 次回公判は17日に行われます。