小学校内で発生した教員による盗撮事件をうけて、8月27日に高知県土佐市で教員を対象にした性暴力などの防止に向けた研修と学校内の点検が行われました。 今年6月、勤務先の小学校内で児童の着替えを盗撮したなどとして教員の男が逮捕され懲戒免職となった事をうけ、同じ土佐市にある、蓮池小学校で教員を対象にした研修会が行われました。 なぜ性暴力がなくならないか、どうすれば防げるかをテーマに、3つのグループに分かれて話し合い、「大人と子どもという関係性の中で、優越感が生まれることがある」「発覚しなければ大丈夫という意識がある」「若い教員の中には孤独感を抱え、ストレスを打ち明けられない人もいる」など性暴力がなくならない理由や防ぎ方について多くの意見が出ました。 その後、全員で校内の点検を行い、教室内を中心にカメラを設置できそうな場所がないか見て回りました。 蓮池小では研修を通して性暴力防止に向けて教職員の間で意識を統一したいとしています。