【特殊詐欺】大阪府警を名乗り制服のようなものを着た男がビデオ通話で暗号資産の購入を指示…60代女性が2101万円相当の被害

黒石警察署によりますと、8月21日、青森県内に居住する60歳代女性の自宅固定電話にNTTと称する会社から音声案内電話があり、ガイダンスに従って番号を押したところ、サポートセンターにつながり、担当の男から ・大阪市のドコモショップであなたの偽造免許が利用されて、不正の携帯電話契約がされているので被害届を出した方が良い。 などと言われ、大阪府警のミシマを名乗る男と電話がつながりました。 その後、ミシマからLINEに誘導され、LINEのビデオ通話を開始したところ、警察官の制帽のようなものなどを着用した30歳代の男が映り、 ・詐欺事件の主犯のカネコマサルという男が、あなたが共犯で報酬を420万円渡したと言っている。 ・あなたが犯人でないことを示すために、紙幣調査をしなければならない。 などと言われたことから、ミシマの指示に従い、8月21日から8月27日までの間8回にわたり、暗号資産取引所「Coincheck」で2,101万円分の暗号資産ETH (イーサリアム)を購入して、その都度、自宅から指定アドレスに送信しました。 その後、ミシマと連絡が取れなくなり、大阪府警に連絡したところ、詐欺であると指摘され、被害に気付いたということです。 警察は犯人は、「逮捕される」などと脅しをかけた後、「解決に向けた手続がある」などと甘い言葉を投げかけてきますが、詐欺だとして注意を呼びかけています。

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