「ニセ警察詐欺」被害 前年同期比で約38億円増加 神奈川県警が注意呼びかけ

ことし8月までに、警察官らを装って現金などをだまし取る「ニセ警察詐欺」の被害額が、前の年の同じ時期と比べて約38億円増加していることが分かりました。 神奈川県警によりますと、ことし1月から8月までの「ニセ警察詐欺」認知件数は、前の年の同じ時期と比べて444件増えた523件で、被害額も約48億円となりそれぞれ大幅な増加となりました。 ことし2月には、二宮町に住む60代の男性が刑事をかたる男らからうその逮捕状の画像を見せられ、「身の潔白を証明するために資産状況を確認したいので、お金を送金してください」などとと言われ、その後、約1億4000万円をだまし取られる被害も確認されています。 県警は「警察がSNSのビデオ通話で警察手帳や逮捕状を見せることはありません」と注意を呼びかけています。

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