マッチングアプリで知り合った男性から700万円詐取容疑 都立高30歳女教諭を逮捕

民事訴訟の和解金が必要などとして、知人の50代男性に偽造した和解調書を提示し、現金700万円をだまし取ったなどとして、警視庁赤坂署は28日、偽造有印公文書行使と詐欺の疑いで、東京都江東区の都立高校教諭、大平なる美容疑者(30)を逮捕した。詐取金について「(男性から)返さなくて良いといわれた」などと話し、容疑を一部否認している。 同署によると、大平容疑者は男性と3年ほど前にマッチングアプリで知り合い、食事をして現金をもらう間柄だった。今年2月上旬、大平容疑者が男性に「仕事上のトラブルでお金が必要」と相談。男性から「根拠を示してほしい」と言われ、偽造の調書を示して信じ込ませたとみられる。 男性が調書に記載されていた住所を確認したところ、大平容疑者が住んでいないことが分かり、事件番号も架空の番号だったことが発覚。不審に思った男性が3月下旬に署に相談していた。 逮捕容疑は3月23日、東京都港区のホテルのラウンジ内で、知人男性に偽造した和解調書正本の写しを提示し、現金700万円を受け取ったとしている。

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