宗教団体幹部、立場利用し偽の土地売買契約締結で2億4千万円詐取「投げ銭に使った」

宗教団体幹部の立場を利用し、団体の所有地に関する架空の売買を持ち掛けて約2億4千万円をだまし取ったなどとして、大阪府警豊中署は28日、有印私文書偽造・同行使と詐欺の疑いで同府豊中市東豊中町の無職、加藤恭平容疑者(48)を逮捕、送検したと発表した。容疑を認め、「約1億6千万円を動画配信者への投げ銭などに使った」と供述しているという。 逮捕、送検容疑は令和3年7月~今年1月、府内の40~60代の男女7人に対し、宗教団体が所有する土地などの虚偽の売買を持ち掛け、契約書類を偽造するなどして自身の口座に計約2億4千万円を振り込ませたとしている。 同署によると、加藤容疑者は被害者に対し、実際は宗教団体は売買に関与していないのに、自身が幹部を務めているため、「売りに出していない土地でも売買できる」と持ち掛けていたという。

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