川崎市でストーカー被害を訴えていた女性が殺害された事件をめぐって、「警察の対応は不適切」とする検証結果が公表されたことを受け、神奈川県警が臨時の警察署長会議を行いました。 川崎市の岡崎彩咲陽さん(20)が殺害された事件では、元交際相手の白井秀征被告(28)が殺人などの疑いで逮捕、その後、起訴されています。 岡崎さんや親族は白井被告によるストーカー行為を警察に繰り返し訴えていましたが、これに対する警察の対応について「不適切」とする検証結果がおととい公表されました。 これを受けて神奈川県警はきょう、臨時の警察署長会議を開き、神奈川県警の和田薫本部長が警察署と県警本部の連携の強化などを呼びかけ、「問題点を深く胸に刻み、迅速かつ的確な対処を徹底することが不可欠だ」と訓示しました。