ことし8月、神戸市のマンションで女性が殺害された事件で、検察が逮捕された男の鑑定留置を始めたことがわかりました。 会社員の谷本将志容疑者(35)は8月20日、神戸市中央区のマンションで住人の女性(24)をナイフで刺し殺害した疑いが持たれています。 この事件をめぐり、谷本容疑者の当時の刑事責任能力を調べるため、神戸地検が8日から約3か月間にわたり鑑定留置を始めたことがわかりました。 谷本容疑者はこれまでの調べに「路上で被害者を見つけ、好みのタイプの女性だと思って後をつけた」などと供述していて、神戸地検は精神鑑定などを行って、起訴するかどうか判断するものとみられます。