元K―1世界王者でタレントの魔裟斗(46)が9日までに自身YouTubeチャンネルを更新。K―1に復活した木村“フィリップ”ミノルへのドーピング検査を新K―1プロデューサーの須藤元気氏に提言する場面があった。 7日に「K―1 WORLD MAX 2025~―70kg世界最強決定トーナメント~」が開幕。このトーナメントで木村“フィリップ”ミノルがK―1に復帰。1回戦はメイソン・ストロッドマン(米国)に1R75秒KO勝利を飾って1回戦を突破した。 今回の動画では須藤氏をゲストに招いて車内トークで今大会を振り返った。その中で魔裟斗は「元ちゃん(須藤元気)には余裕で言えるんだけど…!」と切り出し、「(木村に)絶対ドーピング検査してよ」と提言した。 23年にRIZINに参戦した際に、ドーピング検査で陽性となり失格。試合は無効となり、罰金と半年間の出場停止処分を受けていた。さらに昨年10月に大麻取締法違反の疑いで逮捕されて、懲役6カ月、執行猶予3年の有罪判決を受けた木村。 魔裟斗は「みんな検査をした方がベストだけど、特に木村はみんな疑いの目で見る。ちゃんとみんなが納得する形で“シロ”という条件でこの試合を見せられたら“木村強いじゃん!”って言えるじゃん。気持ち良く“おめでとう”という状態で見たい」と言及した。 須藤氏は「1カ月前に検査して当日も検査をする。結果が出るのが試合の後」と説明した。 木村の試合後の解説席でも魔裟斗は「木村ミノルが帰ってきた感じはする。僕としてはドーピング検査をやった方がいい」とコメント。するとリング上から魔裟斗の方に寄ってきた木村。魔裟斗は「ドーピングはやってないの?」と解説席から聞くと、木村は「やってない」と横に首を振って否定した。