【AFP=時事】サッカー欧州チャンピオンズリーグは31日、決勝が行われ、パリ・サンジェルマンが5-0でインテルに圧勝して大会初制覇を果たした。PSGのホームである仏パリでは、大勢のサポーターが街へ繰り出して優勝を祝ったが、一部で警察との衝突があり、300人近くが逮捕された。 大多数のファンは穏やかに喜んでいたが、パリ警察によると、シャンゼリゼ通りや、パブリックビューイングに4万8000人が集まった本拠地パルク・デ・プランス周辺では、小規模な衝突があった。 逮捕された人々の多くは、花火の所持や騒乱行為の疑いがあるという。AFPの記者によると、警察が群衆の凱旋(がいせん)門への接近を防ぐために放水を行う場面も見られた。 フランス大統領府は、エマニュエル・マクロン大統領が1日に優勝した選手たちを招待すると発表した。マクロン氏もX(旧ツイッター)で「きょうはPSGが栄冠に輝いた日だ」「おめでとう。われわれも誇らしい。今夜はパリが欧州の首都だ」と祝福した。 パリのアンヌ・イダルゴ市長も「歴史的な勝利」と称賛した。 PSGは1日にシャンゼリゼ通りで優勝パレードを行う予定で、多くのファンが集まると見られている。【翻訳編集】 AFPBB News