大阪・関西万博のキャラクター「ミャクミャク」の絵柄を不正にプリントしたＴシャツを販売目的で所持していたとして、２２歳の大学生の男が逮捕されました。 商標法違反の疑いで逮捕されたのは２２歳の大学生の男です。警察によりますと、男は９月８日午前、大阪市生野区内の集合住宅で、商標使用に関し何ら権限がないにもかかわらず、万博の公式キャラクター「ミャクミャク」に似た絵柄を印刷したＴシャツを販売目的で所持し、商標権を侵害した疑いが持たれています。 万博協会から「ミャクミャクの絵柄を不正使用して印刷されたＴシャツが販売されている」という内容の情報提供があり、捜査員がフリーマーケットアプリを確認したところ、当該のＴシャツが販売されていることを確認しました。その後、捜査員がＴシャツを購入し、特許庁と万博協会に確認した結果、偽物であることが判明したということです。 調べに対し、男は容疑を認め、「偽物のＴシャツは今年の６月ごろから売り始めて、これまでにだいたい１００枚くらい販売して、１０万円くらい儲けた」と供述しているということです。ミャクミャクのＴシャツに関する逮捕事案は全国で初めてだということです。