8日、沖縄県那覇市のホテルで大分県から来ていた男性が刃物で刺され死亡し、息子が殺人未遂の疑いで逮捕された事件で、現場で凶器とみられる刃物が見つかっていたことがわかりました。 この事件は8日夕方、那覇市の国際通り沿いのホテルの部屋で大分県別府市の自営業・首藤謙隆さんが血を流し倒れているのが見つかり、その後、死亡が確認されたものです。警察は刃物で刺して殺害しようとした疑いで、現場にいた息子の凜真容疑者（20）を現行犯逮捕しましたが、認否については明らかにしていません。 その後の捜査関係者への取材で、現場から凶器とみられる刃物が1本見つかっていたことがわかりました。また首藤さんの首や顔に複数の刺し傷があったほか、体には抵抗した際にできる防御創のような傷もあり、室内で激しく争ったとみられることもわかりました。 2人は家族とともに沖縄を訪れていたということで、警察は、容疑を殺人に切り替えて捜査しています。