レアル・マドリーFWエンバぺに人種差別的発言の観客、スペイン警察が逮捕して尋問中と報道

レアル・マドリー(ラ・リーガ)のフランス代表FWキリアン・エンバぺに人種差別的発言をした疑いで、観客が逮捕された。10日、『ESPN』が伝えた。 昨季よりレアル・マドリーへ加入し、ここまで公式戦62試合47得点5アシストを記録しているエンバぺ。今季からは背番号10を背負い、リーグ戦3試合3ゴールの活躍で首位のチームをけん引している。 そんな中、2得点を挙げた第2節オビエドとの試合で事件は発生。前半37分に同選手が記録した先制点に対する観客の反応を映したテレビ映像を分析した結果、猿のような鳴き声や身振りをしている人物が特定されたようだ。 スペイン警察は、人種差別的なジェスチャーや声を出した疑いで観客を逮捕。容疑者は拘留されて尋問を受けているという。 なお、同様の違反行為には、最高3年の懲役、6万ユーロから65万ユーロの罰金、スタジアムへの立ち入り禁止などの刑罰が科せられる可能性がある。

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