現職県議の逮捕・起訴受け 報酬停止の条例改正案内示 群馬県議会

現職の県議が逮捕、起訴されたことを受け、群馬県議会は11日、逮捕時などに議員報酬の支給を停止する条例改正案を議会運営委員会に内示しました。 今回の条例改正は、桐生市役所の新庁舎建設を巡る事件で、桐生市区選出の相沢崇文被告が逮捕、起訴されたことを受け、県議会で検討されていたものです。 11日に内示された条例改正案では、逮捕などの身体拘束処分を受けた日数に応じ、議員報酬や期末手当を日割りで支給停止すると定められます。有罪が確定すれば支給しないとし、不起訴や無罪となった場合は支給停止を解除します。 県議会事務局によりますと、現在の条例では議員が逮捕された場合の支給停止の規定がないため、相沢被告には逮捕後も6月から8月分の議員報酬249万円と、6月30日に支給された期末手当約207万円のあわせて456万円余りが支払われているということです。 この条例改正案は、来週18日開会の県議会第3回定例会に提出されます。

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