【戦後80年】「この捕虜は殺すつもりだった」命を奪った戦争の狂気「許されざるメス~九州大学生体解剖事件~」(2005年 KBC制作)

「もし血液の代わりに海水を注入したら、人間はどれほど生きられるのか―」 太平洋戦争末期、福岡で実際に行われた前代未聞の生体実験。 九州大学での米兵捕虜生体解剖事件である。 医師、看護師、そして軍人までもが関与した前代未聞の出来事は、戦後、GHQの裁きによって世に明らかとなった。 しかし時の流れとともに、人々の記憶からは次第に薄れつつあった。 「なぜ事件は起きたのか。 なぜ医師が捕虜を手にかけることになったのか。 事件の深層を後世に伝えたい―」最後の生存者・福岡市の産婦人科医 東野利夫が九州朝日放送の取材にすべてを語った。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする