八戸市アパート放火・殺人 逮捕から1週間 「トラブルはない」という趣旨の発言

八戸市のアパートの一室に火を付け、81歳の女性を殺害したとして、隣の部屋に住む51歳の女が逮捕されて12日で1週間。逮捕・送検された八戸市新井田の無職中田恵美子容疑者(51)は「被害者とのトラブルはない」といった趣旨の発言をしていることが新たに分かりました。 中田容疑者は8月25日、自身が住むアパートの隣の部屋に火を付けて全焼させ、この部屋に住む山内冨貴子さん(81)を殺害した疑いが持たれています。 山内さんは居間とみられる場所で発見され、部屋の中からは熱で溶けたポリタンクが見つかっていて、遺体の近くでは灯油の反応も出ています。 さらに、中田容疑者の自宅などからライターといった着火物が複数押収されたということです。 また、アパート付近の防犯カメラには火災発生の直前に山内さんの部屋の近くを往復し、不自然な動きをする中田容疑者が確認されています。 警察は中田容疑者の認否について明らかにしていませんが、取り調べでは事件や生活状況などについて淡々と話していて、「山内さんとのトラブルはない」という趣旨の発言をしているということです。

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