名古屋市の学校法人の副理事長が学園に合わせて約3億5400万円の損害を与えたとして再逮捕

名古屋市の学校法人の副理事長が、施設改修工事の発注などにあたり、自らの利益を得る目的で本来よりも高値で契約を結び、学園に合わせて約3億5400万円の損害を与えたとして再逮捕されました。 背任の疑いで再逮捕されたのは、名古屋葵大学などを運営する学校法人越原学園の副理事長・越原洋二郎容疑者(52)です。 名古屋地検によりますと、越原容疑者は2020年と2022年、大学の施設改修工事や設備購入にあたって業者と契約を結ぶ際、必要の無い別の業者を介在させるなどして自らの利益などを上乗せした金額で契約し、学園に合わせて約3億5400万円の損害を与えた疑いがもたれています。 越原容疑者は、学園に約5500万円の損害を与えた背任の疑いで今年8月すでに逮捕されていて、9月16日付で起訴されました。名古屋地検は越原容疑者の認否を明らかにしていませんが、学園が支払った金額の一部が越原容疑者の利益になっていたとみられています。 越原学園は、9月16日付で越原容疑者を副理事長から解任し、懲戒解雇したということです。

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