トランプ氏、英国到着 エプスタイン元被告の映像投影する抗議デモも

【AFP=時事】ドナルド・トランプ米大統領は16日夜、英国に到着し、国賓訪問の日程を開始した。トランプ氏が滞在するロンドン郊外のウインザー城には、トランプ氏と少女らへの性的人身取引の罪で起訴され勾留中に自殺した富豪ジェフリー・エプスタイン元被告のプロジェクションマッピングが投影された。 政治家をターゲットにした動画投稿で知られるグループ「Led by Donkeys」はトランプ氏が英国に到着する直前、ウィンザー城の塔の一つに、数分間にわたるすプロジェクションマッピングを投影した。 映像には、トランプ氏のマグショット、エプスタイン元被告の肖像、新聞の見出し、2人が一緒に踊っている画像などが含まれていた。 これを受けて地元警察は「悪意のある通信の疑い」で4人を逮捕したと発表した。 テムズバレー警察のフェリシティ・パーカー警視正は、「ウィンザー城周辺での無許可の行為を極めて深刻に受け止めている」と述べ、警察官らは「迅速に対応し、投影をやめさせた」と付け加えた。 米大統領専用機エアフォースワンが英国に到着する前から、ウィンザー城には反トランプ派数十人が集結し、トランプ氏の国賓訪問に抗議した。 さらに数千人がロンドンで抗議デモを行う予定だが、トランプ氏は滞在中、ロンドンへの立ち入りや公衆との接触を避けるとしている。【翻訳編集】 AFPBB News

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