熊本市の住宅から多数のネコの死骸が見つかった問題で、警察は18日、保護活動をしていた女を動物愛護法違反の疑いで逮捕しました。 警察によりますと、宮田由紀容疑者(51)は去年2月から今年6月にかけて、熊本市北区の自宅や隣接する借家で排泄物や他のネコの死骸が放置された不衛生な環境で、十分な餌(えさ)を与えず、ネコ13匹を衰弱死させるなどした疑いが持たれています。 宮田容疑者は「ネコが増えるにつれて飼育費用や手間が増え、だんだん面倒になった」と容疑を認めています。 宮田容疑者の自宅などからはおよそ130匹のネコの死骸が見つかっていて、警察は、事件の経緯を詳しく調べる方針です。