逆走した軽乗用車がワンボックスカーと衝突し、5人が重軽傷を負った事故で、逆走車を運転していた男が逮捕されました。 危険運転傷害の疑いで逮捕されたのは、大阪府和泉市のアルバイト・楠本明久容疑者(58)です。警察によりますと楠本容疑者は先月10日、阪和自動車道下り線(和歌山方面)で軽乗用車を運転中、和歌山ジャンクション近くで車をUターンさせ、大阪方面へ約2kmにわたり逆走。ワンボックスカーに衝突し、子ども2人を含む4人に軽傷を負わせたほか、軽乗用車に同乗していた母親に重傷を負わせた疑いが持たれています。 楠本容疑者と母親はその日、大阪府千早赤阪村に釣りに向かおうとしていましたが、道を誤っていることに気づき逆走に及んだとみられます。 楠本容疑者は「私にはこの事故の記憶は一切ありません。逆走した記憶もありません」と容疑を否認しています。