入店30秒で取り出した包丁“緊縛強盗”犯行の一部始終 親族明かす“容疑者の 困窮”

埼玉県羽生市で貴金属買い取り店の店長が刃物で脅され現金を奪われた事件で、逃走していた奥澤博樹容疑者(60)が22日未明、逮捕されました。 事の始まりは、20日午後4時半ごろのことです。 奥澤容疑者とみられる男は、30分間で、2度、店に来店しました。 そのときのことを、店長は、こう説明します。 店長 「最初のときに『ネックレス3本くらいを売りたいんだけど、査定は何分かかりますか?』という話をして、『奥さんを連れてくる』ということで30分くらいして戻ってきたので、『ソファーにかけてください』と案内したところいつになっても座らない」 入店から30秒後、男は、白い紙袋から包丁を取り出します。 男 「ごめんなさい」 店長 「(悲鳴)」 男 「騒ぐな、騒ぐな」 店長 「わかりました」 男 「金出せ」 店長 「ちょっと、あっちに…」 男 「うるさい、うるさい」 店長 「わかりました」 男 「早く金出せ」 店長 「わかりました。いま、出します。でも、きょう、お金を使っちゃってないんです」 男 「じゃあね、おとなくしててね」 男は、店長が差し出した手提げ金庫から5万6000円の現金と、店長のスマートフォンを奪い取ります。

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