指定暴力団・小桜一家本部に家宅捜索 傘下幹部の男を逮捕・送検 示談をしつこく要求した疑い 鹿児島

強盗事件の被害者の男性に第三者を介して、示談に応じるようしつこく要求したなどの疑いで、指定暴力団四代目小桜一家 傘下組織幹部の男が逮捕・送検されました。警察は、きょう25日、小桜一家の本部事務所を家宅捜索しました。 鹿児島県の不安防止条例違反の疑いで逮捕・送検されたのは、指定暴力団四代目小桜一家 傘下組織幹部で鹿屋市笠之原町の大窪隼人容疑者(39)です。 県警は、25日午前、鹿児島市にある本部事務所を家宅捜索しました。 県警によりますと大窪容疑者は、先月20日ごろ第三者を介して、県内の20代の男性に対し複数回にわたって強盗事件の被害届を取り下げて示談に応じるよう要求するなどした疑いが持たれています。 男性は先月17日、鹿屋市内で暴行を受け現金およそ13万円が入ったバッグを奪われ被害届を提出していました。 県警は、今月、建設作業員の男2人を強盗の疑いで逮捕しました。 大窪容疑者と建設作業員の男2人とは面識があり、県警は、強盗容疑事件と大窪容疑者との関連を調べています。 大窪容疑者の認否について県警は「捜査に支障がある」として明らかにしていません。

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