MLBのチケット転売容疑 定価の42倍、会社社長逮捕 警視庁

3月に東京ドームで開催された米大リーグ機構(MLB)東京シリーズの観戦チケットを高額転売したとして、警視庁生活安全特別捜査隊は25日までに、チケット不正転売禁止法違反容疑で、通信機器販売会社社長篠田潤容疑者(42)=名古屋市北区八代町=を逮捕した。 容疑を認め、「多額の借金があり、利益は借金返済に充てた」と話している。 同隊によると、篠田容疑者は2~3月にチケット転売サイトで、カブス対ドジャース戦などのチケット16枚を7人に販売。1枚当たり定価1万9250円のチケットを、約42倍の80万円で売るなどし、約430万円の利益を得ていた。 篠田容疑者はチケット発送時に、自分が経営する会社名を記載した自作の招待状を同封。同隊は正規に招待したように装い、不正転売の発覚を免れようとしていたとみている。

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