2024年10月、当時指定薬物の大麻成分が入ったリキッドを販売する目的で所持したとしてCBD販売店を運営していた会社の代表の男が逮捕されました。 医薬品医療機器法違反の疑いで逮捕されたのは神奈川県横浜市にあるCBD販売店「チラクシー」を運営していた会社の代表井上寿毅容疑者(39)です。 警視庁によりますと井上容疑者は2024年10月、東京・台東区の浅草店や渋谷区の原宿店など3か所で当時指定薬物だった「デルタ9THCOP」など大麻成分入りのリキッドを販売目的で所持した疑いがもたれています。 「チラクシー」を巡っては2023年7月、浅草店で開催したイベントで、大麻成分のようなものが含まれたリキッドを配り、使用した複数人が体調不良を訴え病院に搬送されていました。 その後、警視庁が店舗などに家宅捜索に入りリキッドやハーブ製品、グミやチョコなど約1万点を押収し鑑定を進めていました。 その結果一部の商品から大麻成分が検出されたということです。 店で販売しているリキッド類は店員らが製造していたとみられていて警視庁はさらに詳しく調べる方針です。