軽度の知的障害がある男性を脅しウィスキーを飲ませて泥酔させスマートフォンを奪ったとして、男女4人が警視庁に逮捕されました。 昏酔強盗の疑いで逮捕されたのは、職業不詳の佐藤佳奈子容疑者(24)と会社員の鈴木大智容疑者(22)ら男女4人です。 4人は今年6月、東京・中野区の路上で、軽度の知的障害がある40代の男性に「特効薬だ、飲め」と脅してウイスキーを飲ませ泥酔させ、スマホを奪った疑いがもたれています。 警視庁によりますと、佐藤容疑者が男性と趣味のアニメを通じてSNSで出会い、数回会ったところでSNS上で知り合った鈴木容疑者らに「面白いやつがいる」と紹介したということです。 4人は当日、男性を呼び出して700ミリリットル以上のウィスキーを飲ませ泥酔させてスマホを奪った後、男性を自宅マンション前の植え込みに放置したということです。 取り調べに4人は、「酒を飲ませてからかったり、金を出させようとした」と容疑を認めているということです。 4人は男性のスマホの決済機能で飲食費などに10万円ほど使っていたほか、別の日には男性を静岡県に呼び出し、山中に放置するなどしていたとみられ、警視庁は余罪を調べています。