北九州市は、飲酒運転をした中学校の副校長や男性職員など3人を懲戒免職処分としました。 このほか、8人が停職や減給処分を受け今回の懲戒処分は合わせて11人に上ります。 26日付けで懲戒免職処分となったのは、北九州市立浅川中学校の48歳の副校長の男性です。 副校長の男性は、今年5月、職場の懇親会でビールを飲み車の中で仮眠後に運転。 酒気帯び運転の疑いで検挙され、罰金30万円の略式命令を受けました。 副校長は、市教委の聞き取りに対し、「全て自分が悪いです。申し訳ありません」と話しているということです。 また、八幡西区役所に勤める52歳の男性担当係長と戸畑区の西戸畑保育所に勤務する37歳の男性保育士の2人も酒気帯び運転の疑いで逮捕され懲戒免職となっています。 相次ぐ職員の飲酒運転を受け、市は26日の幹部会で飲酒運転撲滅対策を発表しました。 北九州市 武内和久市長「1人の問題としてではなく、組織の責任として北九州市役所全体で飲酒運転撲滅、そして市民の信頼回復に向けて、断固たる決意で改革を進める」 このほか公文書を偽造したとして6人自転車の飲酒運転で2人が停職や減給処分を受けていて今回の懲戒処分は合わせて11人に上ります。