去年12月、北九州市のファストフード点で中学生2人が殺傷された事件で、検察は平原政徳被告を、殺人などの罪で起訴しました。 起訴状などによりますと平原政徳被告は去年12月、小倉南区のファストフード店で、中学生の男女2人を刃渡り11センチの狩猟用ナイフで殺傷した、殺人や殺人未遂などの罪に問われています。 平原被告は殺人容疑で再逮捕され勾留中だった1月16日から今月16日までの8カ月にわたり、事件当時の精神状態などを調べる鑑定留置が行われていました。 福岡地検小倉支部は鑑定留置の結果を踏まえて刑事責任能力を問えると判断し、平原被告を起訴しました。 犯人性や殺意も公判で立証できるとしています。