乳児をバケツに入れ出頭 出産直後に殺害した疑い 22歳の母親逮捕

出産直後の新生児を殺害したとして、警視庁は28日、母親で飲食店アルバイトの三枝珠莉亜容疑者(22)を殺人の疑いで逮捕し、発表した。「手で首を絞めてしまった」と容疑を認めているという。 池袋署によると、三枝容疑者は22日夜、東京都豊島区西池袋1丁目のビル内にあるトイレで、自ら出産した女児の首を絞めて殺害した疑いがある。 三枝容疑者は同日午後11時半ごろにこの女児を入れたバケツを持って、勤務先の飲食店の関係者と池袋駅西口交番を訪れ、「公衆トイレで産み落とした。殺してしまった」と説明。署が防犯カメラなどを調べたところ、現場は公衆トイレではなく、勤務先の飲食店が入るビルだったことが判明したという。 女児は心肺停止の状態で病院に運ばれ、約1時間後に死亡が確認された。三枝容疑者も出産にともなう体調不良のため同時に搬送されたが、28日の退院に合わせて逮捕された。(長妻昭明)

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