福山雅治が主演を務める『映画ラストマン -FIRST LOVE-』の公開日が12月24日に決定し、あわせて場面写真が公開された。 2023年4月期にTBS系で放送されたドラマ『ラストマンー全盲の捜査官ー』は、福山演じる全盲のFBI捜査官・皆実広見と、大泉洋演じる孤高の刑事・護道心太朗が凸凹バディを組んで難事件を解決していくバディドラマ。主人公・皆実広見(福山真春)は過去のある事故がきっかけで両目の視力を失いながらも、FBIで“事件を必ず終わらせる最後の切り札=ラストマン”と呼ばれ、数々の事件を解決してきた凄腕の特別捜査官だ。そして交換留学生としてアメリカからやってきた皆実のアテンド役を命じられたのが、犯人逮捕のためには手段を選ばない孤高の刑事・護道心太朗(大泉洋)。肩書も性格も全く異なる2人だったが、徐々に力を合わせて事件を解決する“無敵のバディ”に。さらにドラマ後半では皆実と心太朗の過去の因縁が明らかになり、2人が実の兄弟だったという衝撃の事実が判明した。 公開された場面写真では、北の大地で難事件に挑む皆実と心太朗のバディの姿が写し出されている。本作の舞台となるのは、冬の北海道。雪が高く降り積もる場所で皆実が指を鳴らし、音の反響で空間を確かめるドラマからおなじみの場面や、紙を触り、触覚を駆使して事件の手がかりを得ようとする皆実、雪山で両手を上げ緊迫な面持ちの心太朗、そして苦しそうな表情で倒れる皆実と駆け寄る心太朗などが描かれている。 今回のロケ撮影はキャスト・スタッフにとってはかなりハードだったようで、雪深い森の中のシーンを撮影した日は、なんと気温がマイナス15度に。それでも、どんな極限の現場でも動じずユーモアを忘れずに乗り越える福山と大泉がムードメーカーとなり、現場の士気は高まる一方。また皆実が街を見下ろすシーンは、何度も猛吹雪が発生してしまい、街並みが見えるベストなタイミングを待って撮影するのに5時間もの時間を要したとのこと。壮大なスケールと緊迫感のある画を追求するキャスト・スタッフのこだわりにより、迫力のあるカットが紡がれていった。